sudoの権限付与と削除

sudo

root権限の実行などに不可欠なsudo。
raspberry piをインストールしたら真っ先に行うのが、userを追加してpiユーザーから切り替える作業。
今回もpiユーザーでsudoが実行できないようにvisudoを編集したところ、sudoが実行できてしまった。
よくわからないまましばらく放っておいたが、この度その理由がわかった!
/etc/sudoers.d
というディレクトリに、これまでsudoersに記述していた設定が分離されていた。
今まではそのようなことはなかったのでどのタイミングからかはわからないが、visudoを直接編集しないように計らっているらしい。
そうとわかれば話は早い、sudoers.dの中にある設定ファイルをコメントアウトすれば良い。
#pi ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL

どうやらsudoersの最下部に記述されている
#includedir /etc/sudoers.d
の一文は、コメントアウトではなく対象のディレクトリの設定を読み込むことを意味しているらしい。

こうしてまたひとつ賢くなった。
気がする。