Illusutratorのピクセルプレビューが遅い件

Illusutratorのピクセルプレビューが遅すぎてクソなのだが、
それをなんとか使えるくらいにする方法を考える。

そもそもの発端はMacがretinaディスプレイに発展したことに遡る。
今となっては当たり前になった高精細ディスプレイの先鞭であったが、
Illusutoratorではその煽りを受けた表示モードがあった。
web開発などで使用するピクセルプレビューモードだ。

retinaディスプレイではピクセルプレビューモードが激重になり、
まともな使用に耐えないほどクソなモードに成り下がったのであった。
いくつか解決方法は提示されていたが、そのひとつに「低解像度モード※」というのが存在していたのだが、のちにOSが更新されていった結果、そのモードも過去のものとなりいよいよクソがクソのまま残ってしまった。
※過去のOSではfinderでイラレのアイコンから情報を見るで切り替えが行えた。

ピクセルプレビューモードをなんとか使えないかと方々探りを(ググった)入れていたら、
こんな記事に行き着いた。
どなたかのブログだ。

Adobe Illustratorのピクセルプレビューは使い物にならない。Illsutratorでウェブデザインは時期尚早か。
https://blog.majili.com/blog/2020/02/04/illustrator-pixel-preview-is-useless/

重くなる理由がわからないのでAdobeのサポートに問い合わせして原因はわかりました。端的にいうと、ピクセルプレビュー表示ピクセル数が多すぎるため、動作が重くなる。というものでした。つまり、Illustratorの画面表示処理の限界ということです。

つまり、高精細ディスプレイと相性が悪く、retinaだとピクセル数が多すぎて動作が重くなるらしい。
処理のイメージでは、(あくまで推測ではあるが)
「ラスタ画像→高精細化→擬似的なピクセル化」
というような処理を行なっているのではないかと思われる。
事実、ディスプレイの解像度を落とすと動きは軽快になるし、
retinaディスプレイではない外部ディスプレイでは問題なく動作するのだ。

じゃあ、「低解像度モード」にすりゃあええがな…となるわけだがそのモードはすでに存在しない。
ではどうするかというと、OS13では低解像度モードのディスプレイ設定を選択すればよい。
システム設定→ディスプレイ→使用形態(右クリック)→リスト表示→全ての解像度を表示する→低解像度
と選択することで低解像度を選択することが可能である。
参考:
display

欠点はシステム丸ごと低解像度に変わってしまうので、
いちいち元に戻すのがクソ面倒な点だ。

とりあえずAdobeはこのクソな問題を10年近く放置しているので、
(他にも細かいバグを放置しすぎ)
10年くらいサブスクを無料にしておくべきだと思う。

追記:
上記は2019,2020モデルの27インチiMac(メモリ40G以上)にて検証したものです。
M1 Macbook Air にて確認したところピクセルプレビューでも体感では軽快に動作しました。

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web開発ネタで印刷屋のアフィリエイトは筋が悪いなぁ。