捌-SSH接続で色々遊んでみる

slLコマンドに慣れていくために、勉強を兼ねていろいろインストールする。
※ここからはラズパイがインターネットに接続している必要がある。
と、その前に、まずは色々最新に更新しておく。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
1行目で取り込み、2行目でアップグレード。
apt(Advanced Packaging Tool) はraspbian(debian系)のパッケージ管理ツールだ。
sudoは管理者権限での実行を意味し、管理者権限でアプリを最新にする的なコマンドということになる。
1〜2分待つと完了する。

まず最初にやっておきたい。
・sl のインストール
ターミナルで最も良く使うコマンドは、ディレクトリの中身を確認する「ls」だろう。
$ ls
と打てば、たちまちディレクトリ名やファイル名が走るように表示される。
そこで
$ sl
と打って別のものも走らせたい。
インストールは簡単。
$ sudo apt-get install sl
と打てばすぐに終わる。さあ、
$ sl
と打ち込んでみよう。
なんと、汽車が走る!
sl
slはいわゆるジョークコマンドというやつなのだ。
初心者がCUIの操作を軽く覚えるにはちょうどいいのではないかと思う。

しかも、これにはオプションが存在し、
$ sl -a 助けを求められる。
$ sl -l 小さくなる。
$ sl -F 999。
$ sl -c ディストリビューションによってはデゴイチが走る。
が、これらは途中で止めることができない。
汽車が走り去るまで待たなくてはならず、否応なしに一息入れさせられてしまう。
このオプションは組み合わせが可能。
$ sl -alF 小さい汽車が助けを求めながら飛び去る。
あー楽しい!

 

 
・vim のインストール
vimはターミナルのありふれたテキストエディタ。
標準でviというエディタが入ってはいるが、こちらも入れておこう。
使い方はviと近く、それの強化版のようなソフトだ。
ちなみにmacでは元から入っている。
$ sudo apt-get install vim
これもすんなり成功するだろう。
起動も簡単。
$ vim <FILE_NAME>
これでエディタ画面に移行する。
基本的な操作は
$ vim hoge
で開いたら
i
を押して挿入モードに移行
esc
を押してコマンドモードへ戻り
:wq
で保存して終了。
細かい操作は割愛。ググってね。
参考;http://qiita.com/stm3/items/755cfbb0e97d48280775
ちなみに、読み込み専用のファイルを編集する場合、管理者権限sudoを最初に入れる必要がある。
$ sudo vim hoge.txt
忘れるとややこしいので気を付けたい。
また、管理者権限で編集するファイルは概ね、なんかの設定ファイルだったりするので
編集する場合はコピーを取るなどしてくれぐれも慎重に。

今日はここまで。
次回は表示上のもう少し細かい設定をしてゆく。