拾漆-phpMyAdminのインストールがあっさり出来た話

kurobe

007「おいM!こいつの顔をデータベースと照合してくれ」
そう言うとホルスターから取り出したワルサーPPKを眼前の男に向けながら
左腕のカメラ内蔵型腕時計を前方に掲げた。
M「わかったわジェームズ。ちょっと待って」
5分後
007「まだかM!?腕が疲れた」
M「今照合中よ。もう少し!」
30分後
007「クソッ!両腕が…しびれてきた。まだなのか!?」
M「コマンドでSQL文を入力すんの面倒なのよ!」
60分後
007「早くしろ!間に合わなくなっても知らんぞ!」
M「ジャームズ」
007「なんだ?」
M「左腕は下ろしても良いのよ」
出典:007 私の愛したSQL文

ということが無かったとか存在しないとか。
前回まででLAMP環境が整ったが、Mの部分で何か物足りない。
数多のデータベースを照合する際にそれをしっかり管理してくれる
監理者がいない気がする。
007(自分)が仕事をする上でMはとても大事な存在だ。
というわけでLAMP環境にもMI-6の要MyAdminをお迎えする。

phpMyAdminをインストールするにはふた通り存在する。
・apt-get でパッケージをインストール
・phpMyAdmin サイトでダウンロードしたデータを公開領域に投入
どちらも驚くほど簡単。

・apt-get でパッケージをインストール
$ sudo apt-get install phpmyadmin
これでテテテーっとインストール完了。
これでブラウザにてドキュメントルートにphpmyadminを追記したら
おなじみのログイン画面が出現する。
/localhost/phpmyadmin
本当簡単。
終わり。
さて、これには後日談がある。
apt-getでウニャウニャっとphp7にバージョンアップした時、
LAMP環境のMがお亡くなりになった。
MI-6のMもお亡くなりになったのでこれは偶然とは思えない。
どうやらphp5のみで使えるバージョンだったようだ。
というわけで新しいMをお迎えする。

・phpMyAdmin のサイトでダウンロード
phpMyAdminのサイトで最新版(αではない)をダウンロード。
$ cd ~/
場所は移動するのでどこでも良い。ここではHOME。
$ wget https://files.phpmyadmin.net/phpMyAdmin/4.5.4.1/phpMyAdmin-4.5.4.1-all-languages.zip
サイトからダウンロード。
$ unzip phpMyAdmin
zipを解凍するのじゃ。
$ mv phpMyAdmin-4.5.4.1-all-languages phpMyAdmin
長いので名前を変える。(変えなくても良いし、好き名前で可)
$ mv phpMyAdmin /var/www/
Mをドキュメントルート以下の置きたい場所に移動する。
ブラウザでアクセス。
おなじみの画面が出れば成功。
使わない時は保安上パーミッションを変更しておこう。
$ chmod 600 phpMyAdmin
外部から見られなくなっていればOKナリ。

設置と撤去が楽な後者をお勧め。

・ファイルの解凍について
ファイルを解凍する際は色々なコマンドが存在する。
例えば.tarを解凍する場合はuntarではないので注意。
http://linux.kororo.jp/cont/intro/comp_ext.php
この解凍はslがパッケージで用意されていないmacに
インストールするときに使ったりもする。

・mysqlのdump
ダンプを取るだけならこちらの方が早いかもしれない。
$ mysqldump –single-transaction -u root -p [DB名] > [出力先]
Enter password: