なぜこんなことになったのか。
誰か止められなかったのか。
誰も使わないと高を括っていたのか。
先日、OCNのブラウザメーラーがリニューアルした。
使い勝手が向上したとの触れ込みで使い勝手を低下させ、それでなくとも数少ないであろうブラウザメーラーユーザーをブチ切れさせたるというミラクルをやってのけた。あげつらうとキリがないが、これを採用したやつ、これを進めたやつ、これを監督したやつ、全員無能としか言いようがない。元に戻すという選択肢もない背水のリニューアルのため、ただただ苦痛を強いられる仕様へと進化した。もうちょっと使い勝手向上しねぇかなぁなどと思っていたあの頃が懐かしく思えてくる。実はとても洗練されたそこそこ使えるメーラーだったのだ。
何かと通信速度が遅いとこき下ろされる同社において、メールの遅滞化は念願だったのだろう。100週遅れくらいで実装したIMAP化が霞むどころか、冥府の彼方へ吹っ飛ばされてただただ憎悪しか沸かない。IMAPなどどうでもいいからお前ら全員頭を丸めろと言いたい。狼煙の方がまだ意思伝達ができるとさえ思えてくる。10Gも容量いらんからさっさと元に戻せよ。
酷さの理由をあげると、
・-500%〜-1000%くらい高速化した
・何か操作をするのにワンクッション増えた
・Shift or Ctrl で一括操作ができなくなった
・表示範囲が固定された
・HTMLメールが受信できるようになったが不完全
・テキストメールがパラメータごと表示される
・テキストメールが改行されない
・検索が激遅
・アドレス帳消失
・突然止まる
・ずっとぐるぐる(画像参照)
そんなわけで日本企業の凋落を肌で感じる事例になった。